仏式の葬儀は、宗派によって作法が異なります。 真言宗の葬儀は特徴的で、はじめて参列する方は驚かれることもあるかもしれません。 事前にしきたりや作法の意味を知っておけば、心を落ち着かせて葬儀に参列できるでしょう。 今回は、真言宗の葬儀での作法や意味・参列マナーについてご紹介します。
※表は横にスワイプして比較できます
葬儀社 | |||
料金 | 118,000円〜 | 110,000円〜 | 198,000円〜 |
評価 | 5 ★ (7件) | 4.71 ★ (7件) | ー |
電話 | 相談する050-5231-2023 | 相談する050-5231-2149 | 相談する050-5231-1847 |
目次
真言宗とは平安時代に空海(弘法大師)が中国から日本に広めた、仏教宗派の一つです。
ご本尊となる仏様は大日如来で総本山は和歌山県の高野山金剛峰寺、日本では「お遍路(四国八十八ヶ所)」などでなじみがあります。
真言宗は師から直接教えを伝える、「密教」の一つです。
入信して師のもとで修行を積み、言葉だけでは伝えきれない真理を心と体で理解します。教えを実践(行動や姿勢)で示すことに、大きな特徴があります。
真言宗では、葬儀を「亡くなった人を大日如来のいる密厳浄土(みつごんじょうど)へ送る儀式」と考えます。
真言宗の教えの基本は「即身成仏」で、人は仏と同じように修行をすることで生前に悟りを開ける(仏になれる)とされています。個人の努力によって成仏が達成できる「自力本願」に基づいており、葬儀は他宗派に比べやや特徴的になります。
葬儀では「引導作法」の儀式を行い、僧侶が戒律と戒名を授け、故人を自分の弟子にすることで仏の世界へ引き入れ導きます。
1. 僧侶の入場
2. お清めの作法
・塗香(ずこう=体に香を塗って穢れを取る。)
・三密観(身・口・意に「吽」の字を置いて清め、成仏へ導く。)
・護身法(5種類の印で心身を整える。)
・加持香水(香水で、穢れや煩悩を浄化する
3. 三礼(さんらい=三礼文を唱え、仏法僧を礼拝する。)
4. 表白(ひょうびゃく=大日如来への祈り。)
5. 神分(じんぶん=加護と滅罪を願う。)
6. 声明(しょうみょう=仏典に基づく仏教音楽を唱える。)
7. 授戒(仏法僧に帰依し、剃髪する。)
8. 引導作法(再び表白と神分の後、不動灌頂の印明を授けて即身成仏がなされる。)
9. 破地獄(はじごぐ=真言で心の地獄を取る。)
10. 焼香
11. 出棺
真言宗の葬儀では、特徴的な儀式や道具が多く見られます。ご本尊となる掛け軸やシンバルのような鉢、戒名に使われる梵字などはその一つです。 こちらでは、特に象徴的な2つの儀式をご紹介します。
「土砂加持(どしゃかじ)」は、洗い清めた土砂に護摩(ごま=炎を焚き上げる儀礼)を修し、光明真言(災いを取り除く短いお経)を唱える儀式です。
この土砂には苦しみを消す効果があるとされ、生前の罪を滅ぼし善を生む「滅罪生善」の意味があります。土砂は遺体にかけるとやわらかくなり、墓にかけると罪が消えると言われており、葬儀ではご遺体にかけて納棺するというしきたりがあります。
「灌頂(かんじょう)」は故人の頭部に水をかけて仏へ導く儀式です。
これは菩薩が悟りを開き仏となった時に頭に智水を注がれたことに由来しており、故人が仏の位へのぼるという意味になる最も重要視される儀式です。葬儀では引導作法の中で行い、これをもって仏になった証とします。
真言宗の葬儀は特徴的ですが、参列者は他宗派と同じように数珠や香典を持参し焼香をします。こちらでは、真言宗の葬儀に参列する際の注意点をご紹介しています。一般的な葬儀と何が同じで何が違うのか、確認しておきましょう。
真言宗では数珠を重要視しており、特徴的なものを使います。
主玉(おもだま)は108個とやや長く、親玉から7個目と21個目に四天玉が4つ、両端に2つの房があるものが一般的です。長い数珠を二重にして使う様子から、「振り分け数珠」とも呼ばれます。 合掌する際は両手の中指に2つの房が外になるようにかけ、そのまま手を合わせます。
持ち歩く際は二重にし、親玉を上にして左手にかけ房を握りましょう。ただし参列者の数珠は自身の宗派のもので構わないので、真言宗の葬儀用に数珠を購入する必要はありません。
香典に関しては他宗派と変わりありません。金額の目安もごく一般的で知人や友人ならば3,000~5,000円、親族ならば関係性により1万~10万円などで良いでしょう。
香典袋の表書きは葬儀ならば「御霊前」、四十九日以降は「御仏前」とし、その下にフルネームを記入します。中袋には住所と香典の金額を旧漢数字で書きましょう。会場までは暗い色の袱紗に包んで持参し、受付で渡します。
真言宗の葬儀でのお焼香は、「おしいただいて3回」です。
自分の順番が来たら席を立ち、焼香台へ進み遺族に一礼します。焼香台の前で合掌し、ここでも一礼します。右手の人さし指・中指・親指の3本で抹香をつまみ、おしいただいてから(額の高さまであげる)香炉にくべます。これを、3回くりかえします。終わったら合掌して少し下がり、もう一度遺族に一礼してから席へ戻ります。
参列者が多い時は進行係から「1回で」などと案内がありますので、指示に従いましょう。
服装も一般的な葬儀とさほど変わらず、通常の喪服で良いでしょう。
遺族側よりも格上の喪服にならないように配慮し、男性ならば準喪服にあたる漆黒のスーツ、女性ならばワンピースなどのブラックフォーマルが良いでしょう。靴下・靴・ネクタイ・ベルトは黒で統一し、ストッキングも黒の薄手を選びます。アクセサリーは結婚指輪や一連のパールネックレス・一粒のイヤリングならば、つけてもかまいません。
御所市で真言宗の葬儀を取り扱う葬儀社を紹介します。
365日24時間対応しているので、不安なことや不明なことがあれば、電話で聞いてみてください。
対面相談可
ツナグのお葬式では、後悔をしない新しい火葬式として『こころをつなぐ火葬式』のご提案をしています。 色んなお別れの形がある中で、式そのものの豪華さよりも、故人様への尊厳を大切にすることや、最期の時間をゆっくりと共に過ごし慈しむことに重きをおくことを大切にしています。事前のご相談のご対応も可能です。(出張相談可)
自宅からの見送りがメインですので、かわいがっておられたペットと一緒にお見送りをしたり、住み慣れた我が家で最期の時間を儀式的な事にとらわれずにゆっくりと過ごして頂けることを喜んでいただいております。
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
葬祭費給付金制度とは?>>
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。葬祭費給付金制度とは?>>
相談ダイヤル
050-5231-2023
直近で3人が相談しています!
対面相談可
葬儀場併設
紫光・セレモニーライフは大和高田市に密着した葬儀社です。24時間365日、お迎えも事前相談にも対応しています。
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
葬祭費給付金制度とは?>>
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。葬祭費給付金制度とは?>>
相談ダイヤル
050-5231-2149
直近で2人が相談しています!
対面相談可
葬儀場併設
すべてが終わった後に「ああすればよかった」など後悔の無いよう、ながたに生花が徹底的にお世話させていただきます。 お別れの時間に故人様の好きだった想い出の品や写真などをお棺に納めたり、ご家族で想い出を語って頂けるようお別れの時間をゆっくりと取らせていただくようにしております。
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
葬祭費給付金制度とは?>>
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。葬祭費給付金制度とは?>>
相談ダイヤル
050-5231-1847
直近で5人が相談しています!
葬儀場併設
「株式会社平成公益社(セレモニーホール平成)」は、橿原市で30年以上信頼されて葬儀を任されてきました。故人様にふさわしい、またご遺族皆様にも納得いただける充実した葬儀を準備いたします。また、手話のできるスタッフ在籍しており、耳や言葉が不自由な方でも安心していただけます。
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
葬祭費給付金制度とは?>>
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。葬祭費給付金制度とは?>>
相談ダイヤル
050-5231-1897
現在営業中
クー
本人の希望もあり直葬をお願いしたの ですが料金も一番安く電話での応対も よかったのでこちらに決めさせてもらい ました。
投稿日:
空ちゃん
3年前にツナグ葬祭亀田御夫妻に古式湯灌をして頂きました今回も古式湯灌をお願いしました。 3年前に心富瑠葬祭さんで葬儀を行う際、心富瑠葬祭大井社長さんから納棺師亀田御夫妻を紹介して頂き映画「おくりびと」のように古式湯灌してみませんか?と提案して頂きました。 あの時間はとても不思議で 夢の中のような時間でした。 目の前の大切な人は冷たくてもう動くことはないのに もう一度「ただいま」って言ってくれるような もう一度命を吹き込んでくれるような 元気な時に戻してくれるような そんな時間だったように思います。 亀田御夫妻は本当に優しく ステキな御夫婦です そんな亀田御夫妻に今回も古式湯灌をお願いしようと思いました。 今は昔と違って色々な選択肢があって家族それぞれの人生に合わせて葬儀も選ぶことができるようになって本当に良いことだと思いました。 古式湯灌の時間が、認知症の母から普通の母に戻してくれたように感じました。 人それぞれ思いも、感じ方も違うと思いますがきっとステキな思い出になると思います。 優しい時間をありがとうございました。
投稿日:
willow tree
ツナグ葬祭のご夫妻に夫の納棺をしていただきました。生前に夫が希望していた別の葬儀社の方の紹介でした。その方が勧めてくださる言葉に力が籠っていて、迷わずお願いしましたが、その言葉通りだったと思っています。 納棺には以前にも立ち会ったことがありましたが、納棺に深い意味があると感じたのは初めてでした。それは魂の抜けた亡骸に再び命を吹き込むような仕事で、短い限られた時間であってもその人らしさを取り戻させる「わざ」であるとわかりました。 その「わざ」は本当に丁寧で心が籠っていて、私たちと会話をしながら、その中から生前の姿や人柄を探り当て、甦らせるもので、技術として優れていることはもちろんですが、お二人の感性があってこそで、限られた時間のなかで真摯に死者とその家族に向き合おうとする人柄のなせるものだと感じました。 気に入っていたシャツとネクタイ(結び方が見事でした)、ジャケットを身につけ、メガネをかけ、表情を取り戻した夫の姿を見て、大袈裟でなく私自身が救われ、自分を取り戻せたような気がしました。
投稿日:
Q
御所市で真言宗に対応している葬儀社は?
御所市で真言宗に対応している葬儀社は、御所市東松本248-8にある「ツナグ葬祭」です。