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火葬の時間はどれくらいかかる?流れや待ち時間の過ごし方も詳しく解説

火葬の時間はどれくらいかかる?流れや待ち時間の過ごし方も詳しく解説

この記事は2分で読めます

火葬の時間はどれくらいかかる?流れや待ち時間の過ごし方も詳しく解説
初めての火葬への参列は、かかる時間や待ち時間の過ごし方など不安や疑問も多いことでしょう。火葬は、故人との大切な別れの儀式です。悲しみの中にも、思い出を振り返り感謝を伝える貴重な時間となります。
この記事では、火葬にかかる時間や流れ、待ち時間の過ごし方、地域ごとの火葬の慣習まで詳しく解説します。 大切な方との最後の時間を過ごす参考になさってください。

【目次】

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火葬の時間はどれくらいかかる?

火葬の時間はどれくらいかかる?
火葬の時間は、火葬場での受付から収骨まで平均して約2時間と言われています。
火葬にかかるおもな時間には、火葬時間と収骨にかかる時間がありますので以下でそれぞれの時間を紹介します。(最初に炉前での納めの式が行われますが、出棺時にお別れを済ませているので長時間かかることはほとんどありません。)

荼毘に付す(火葬)時間

火葬そのものにかかる時間は、大人の方で約1時間〜1時間半です。ただしこれはあくまで目安であり故人の体格や火葬炉の種類、棺の中に収めた副葬品によっても前後する可能性があります。
※荼毘に付す(だびにふす)とは、ご遺体を火葬することを意味する言葉です。

また最近では都市部の大型斎場で使われている「ロストル式」という燃焼効率のいい火葬炉であれば40~60分程度で終わる場合もあります。

収骨にかかる時間

収骨とは火葬後に遺骨を骨壺に収めることです。収骨にかかる時間は、約30分です。収骨の方法や参列者の人数によってもかかる時間が変わってきます。

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一般的な火葬の流れ

一般的な火葬の流れ
火葬とは、亡くなった方のご遺体を焼却して残ったご遺骨を葬るという葬送の一つです。日本では現在、ほとんどのご遺体が火葬によって葬られています。
一般的な火葬の流れは以下のようになります。

受付

火葬場に到着したら、まず受付を行います。受付には、死亡届を提出した際に受け取った火葬許可証が必要です。
基本的には葬儀社が代行してくれるので、特に気にする必要はありません。

火葬が終了すると、火葬許可証に火葬済みの証明印が押印されます。火葬済証明印が押印された火葬許可証は、納骨時に埋葬許可証として必要になりますので大切に保管してください。
骨箱の中に入れておくと安心です。

炉前で最後のお別れ

火葬する棺を炉の前に安置し、最後のお別れである「納めの式」を行います。一般的には「納めの式」では、僧侶の読経、焼香に続き血縁の深い順に焼香を行うのが一般的です。
しかし僧侶が火葬場に同行しない場合や、火葬場の都合で「納めの式」を執り行わずにすぐに火葬が行われる場合もあります。

火葬

炉前で最後のお別れ「納めの式」が終わるとご遺体は、炉に納められ焼却されます。火葬が広く行われるようになったのは明治時代以降です。

それまでは、身分の高い一部の人は火葬されていましたが、多くの人は火葬されずに土葬で埋葬されていました。しかし、伝染病予防のため、都市部から火葬されるように変わっていったという歴史があります。

現在も法律で土葬が禁止されているわけではありません。しかし、自治体の条例で禁止されている地域が多くなかなか土葬の許可はおりません。

収骨

火葬が終われば収骨となります。収骨とは、火葬された遺骨を骨壺に収めることです。
二人一組で長い箸を使い、お骨を同時に拾い上げ骨壺に入れていきます。この時、箸を使うことには、三途の川を無事渡れるように橋渡しをするという意味が込められています。

収骨は、最初に喪主が行い、血縁の濃い順に続きます。
最後に喪主が喉仏を拾い、骨壺の一番上に置いて終了です。

地域によってすべての骨を拾い上げる場合と一部を拾い上げる場合など、収骨の方法に違いがありますので、係員の指示に従いましょう。

火葬の待ち時間の過ごし方

火葬時間の過ごし方は一般的に下記の3通りです。順にご紹介します。

控室で過ごす

控室は、火葬場に近くトイレや喫煙スペースもあるのが一般的です。お饅頭などのお茶菓子を食べながら、故人の思い出話をしながら過ごします。

ロビーで過ごす

控室がなくロビーで待機することもあります。喫茶室がある場合は、飲み物や軽食を取りながら待機できます。
また人によっては時間まで駐車場の車内で待機することもあります。

精進落としの食事をとる

火葬中に精進落としの食事をとる場合もあります。火葬場の控室で行うことが多いです。
献杯をした後に、故人の想い出を語りながら食事をします。

火葬場でのマナー

火葬場は故人との最後のお別れの場です。

・服装や持ち物のマナー
・お菓子についてのマナー
・僧侶と接する際のマナー

これらの基本的なマナーを押さえて、故人とご遺族に敬意を示しましょう。

服装や持ち物のマナー

火葬場での服装は喪服着用が基本です。
アクセサリーは結婚指輪やパール程度に控えめにし、香水は避けるようにしましょう。

持ち物としては数珠、ハンカチ・ティッシュを忘れずに持参してください。

お菓子についてのマナー

火葬場にお菓子を持参する場合は、個包装で音の出ないものを選びましょう。待ち時間中は控室で静かに召し上がり、炉前では飲食を控えるのがマナーです。

また、お菓子の持ち帰りについても注意しましょう。
従来は「持ち帰らない」とされる地域もありましたが、最近は時代の変化とともに持ち帰りを認める地域も増えています。
特にゴミの削減や経費の問題から、火葬場側が持ち帰りをお願いするケースもあります。

地域によってマナーが異なるため、お菓子については葬儀社や火葬場に確認するのが無難でしょう。

僧侶と接する際のマナー

僧侶と接する際は、丁寧な挨拶と一礼を心がけましょう。読経中は静かに耳を傾け、指示があった場合には速やかに従うことが大切です。

火葬場では、僧侶が一人にならないよう適度にお声がけしたり、お茶やお菓子を渡ししたりすると心配りが伝わります。

また、精進落としの際には注意が必要です。僧侶が会食を辞退された場合は、「お車代」として5,000円〜1万円、「お膳料」として5,000円程度を目安に渡します。

金銭を渡すタイミングは、収骨が終わり、僧侶が帰る前が適切です。その際は「本日はありがとうございました」と感謝の言葉を添えるとよいでしょう。

火葬場でのマナーはシンプルですが、こうした気遣いを大切にすることで、故人への敬意と僧侶・ご遺族への配慮が伝わります。

地域別火葬の事情

地域によって、火葬場の風習や設備に違いがあります。

・火葬場に遺体安置設備がない
・火葬場の数と老朽化事情
・火葬のマナーやタイミングの違い

ここでは、上記の内容について解説していきます。

火葬場に遺体安置設備がない

厚生労働省が2022年に実施した「火葬場におけるアンケート調査」によると、火葬場は地域ごとに遺体を安置する設備の有無に違いがあります。

【遺体安置設備がある火葬場の割合】
関東:81.3%
北海道:14.8%
東北:21.7%
中部:51.0%
近畿:52.3%
中国四国:51.2%
九州・沖縄:25.0%

出典:火葬場におけるアンケート調査(厚生労働省/2022年)

特に北海道や東北、九州などでは設備が整っていない火葬場が多いため、葬儀社などが別途安置施設を用意する必要がある場合もあります。
また、火葬場の混雑状況によっては数日後に火葬を行うケースもあり、安置場所の確保と予約手配が重要になります。

火葬場の数と老朽化事情

火葬場の数や状態も地域差があります。特に人口の少ない地域では、1つの火葬場が広範囲をカバーしているため、火葬の予約が取りづらくなることもあります。

【地域別の火葬場数】
関東:73箇所
北海道:73箇所
東北:107箇所
中部:92箇所
近畿:70箇所
中国四国:99箇所
九州・沖縄:73箇所

出典:火葬場におけるアンケート調査(厚生労働省/2022年)

また、老朽化の問題も深刻化しています。

・火葬炉の設置から31年以上経過した施設が118箇所
・火葬場を管轄する81団体が新築や増改築を予定

こうした背景から、今後も火葬場の再整備や予約枠の調整が課題となっています。

火葬のマナーやタイミングの違い

画像
火葬は通常、告別式のあとに行われますが、地域によって火葬のタイミングや風習には違いがあります。地域特有のマナーや作法を知っておくことで、突然の参列時にも落ち着いて対応できるでしょう。

【東北地方に多い「前火葬」】
東北地方の一部地域、青森県・秋田県・岩手県などでは、葬儀の前に火葬を行う「前火葬(まえかそう)」が一般的です。
遺体を自宅や斎場に安置し、先に火葬を済ませたうえで、遺骨を祀って葬儀や告別式を行います。
これは、積雪地域では遺体の長期保管が難しかったことが背景とされ、実利的な理由から広まりました。

なお、宮城県や福島県では後火葬の地域も多く、県内でもエリアによって異なります。

葬儀の口コミが2024年9月に東北地方に住む方へ実施した「全国の葬儀の違いに関する調査」によると、「火葬が行われた後でお通夜や葬儀が行われた」と回答した方が36.0%いました。
調査からもわかるように、東北地方では葬儀の前に火葬を行うのが一般的であるのがわかるでしょう。

【四国の火葬にまつわる風習】
四国では、火葬に関する独自の作法や風習が伝わる地域もあります。
徳島県の一部地域では、出棺や火葬の場面で「竹馬(ちくば)」と呼ばれる紙で作られた馬をまたぐ風習があります。
これは、あの世への旅立ちを象徴するとされています(仏教と神道が融合した独特の慣習)。

香川県の一部地域では、近親者の女性が髪に白い三角の紙を挿す習わしが見られます。
これは「死の穢れ(けがれ)」から身を守るため、また子を産む女性を死から遠ざける意味合いがあるとされます。

これらの風習は現代では簡略化されたり省略されたりすることもありますが、地域に根づく文化として今なお残っている場所もあります。

【関東と関西の収骨の違い】
火葬後の収骨(拾骨)についても、関東と関西では大きく異なります。
関東地方では、遺骨のほとんどを骨壺に納める「全収骨(ぜんしゅうこつ)」が一般的です。
一方、関西地方では、のど仏など主要な骨だけを骨壺に納める「部分収骨(ぶぶんしゅうこつ)」の風習があります。残りの骨は火葬場で供養されることが多いです。

この違いは、火葬場の設備や地域の宗教観の違いによるもので、どちらも正しいマナーとして受け入れられています。

まとめ

まとめ
火葬は、大切な方との最後のお別れをする大切な儀式です。初めての火葬儀式参加では、疑問や不安もあるでしょう。しかし火葬にかかる時間や流れを理解しておくことで、落ち着いて心残りのないよう故人との最後の時間を過ごせます。
故人との思い出を振り返ったり感謝を伝えたりしながら、ゆっくりと心穏やかに大切な人を見送りましょう。

よくある質問

Q

火葬中に体が動くのはなぜ?

火葬すると人間の体は水分が蒸発し筋肉が収縮するため、遺体の状態によってはまるで動いたように見えることがあります。しかし、実際に動いたわけではなく、筋肉が収縮しただけです。

Q

前火葬と後火葬があるのはなぜ?

お葬式を基準に火葬が前か後かで「前火葬」「後火葬」と呼ばれています。宗教は関係なく、地域や慣習による違いです。一般的には後火葬が行われることが多いですが、たとえば、漁業に従事している人が多い地域や雪国では、参列者が葬儀に出席するために日数がかかり、遺体が傷むことを防ぐために前火葬が行われます。

Q

火葬できるのは何時間後から?

日本では法律により亡くなってから24時間以内の埋葬、火葬は禁止されています。蘇生の可能性が考慮された名残です。

Q

火葬場に行ってはいけない人がいる?

妊婦や子どもを亡くした親などは、以前は、辛い光景を見せないための配慮から火葬場へ行ってはいけないと言われていました。しかし現在は、本人の希望が優先され参列を希望する場合は特に問題ありません。体の弱い方も同様で、本人が希望すれば問題ないですが、無理をしないことが大切です。

Q

火葬場内でスマホで写真を撮ってもいいの?

火葬場での写真撮影は、一般的には禁止されています。これは、故人やご遺族のプライバシー保護、そして火葬場で働く方々への配慮のためです。以前は火葬場での仕事に対する差別や偏見が存在したため、働く方々の保護も重要な理由でした。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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